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【音声付き】発音の基本

音のつながり3つの基本

 

英語が難しいと感じてしまうことの一つに、音のつながりがあります。

日本語は音の一つ一つが子音と母音の組み合わせで、一つ一つ音の粒が明確に存在するのに対して、英語は前後の単語で音が繋がってしまったり、音が消えたり、また本来の音が他の音に影響を受けて違う音に聞こえてしまったりということが起こります。

 

今日は、皆さんが難しいと感じるこの点につき、法則があることをシェアしたいと思います。今回はできるだけシンプルにお話ししますね。

 

3つの基本とは

  1. 音の連結(linking)
  2. 音の同化(assimilation)
  3. 音の脱落(reduction) 

 

音の連結(linking):

日本語でお分かりのように、母音は子音にくっつきやすいですね。発音してみるとよくわかります。「わたしたちは」とゆっくり発音してみると、「わぁたぁしぃたぁちしはぁ」となります。

英語は子音で終わる単語も多く存在します。では、どうやって音の連結が発生するかというと、例えば、最初の単語の語尾が子音で終わり、次の単語の頭に母音が来るケースです。なぜ、連結が起こるか。。。母音は子音にくっつきやすいから。つまり、発音しやすいからです。それだけです。カタカナ読みの方が、発音しにくいし、早く喋ることが難しいのです。

【例】put it in the oven ←putのtとitのiがそれぞれ繋がり、itのtと次の母音iが繋がって聞こえるはずです。get it onなどもそうですね。

youtu.be

 5:04時のYukoのセリフでご確認いただけます。

 これ以外にも、母音と母音が連結するケースは、I'll tell you about it.など。ユーアバウトではなく、ユゥワバウのように連結することで音に変化が生まれます。また、子音と子音も連結し、例えばHe is taller than you。ザンユーではなくて、ザニューと音が変化します。

2. 音の同化(assimilation):

音の同化は、結果的に綴った文字と違う音になります。同化が起こる前の単語の語尾が、子音のd, s, tで、続く単語の頭がyで始まる場合です。例えば、Could you, get youなどです。後続yの音が直前の子音の影響を受け、yの音ではなくそれぞれdyu(ジュのような音)、tyu(チュのような音)になります。

 

3. 音の脱落(reduction):

破裂音動詞や破裂音と摩擦音、破裂音と子音のコンビネーション、、もしくは子音とhの組み合わせで、繋がりの前の音が落ちる(脱落する)のでこう呼ばれます。

あるいは、文末の子音で起こり、音が消える現象を指します。

破裂音+破裂音のケース: hot towel 

破裂音+摩擦音のケース: get there

破裂音+子音のケース:  cute baby

子音+hのケース: could have, would have

文末の子音:  tell me about it

 

 

この他、アメリカ英語で起こるはじき音(flapping)もあります。細かい法則はありますが、いくつか主要なものだけご紹介します。

butter, water, little, not at all(特にアメリカ英語は、母音に挟まれたt、tt、tlの今日は音が濁りやすくdに近い音に変化します。

 

これらの音の繋がりを意識して読み聞きするよう、普段の学習に取り入れてみてください。聞こえ方、話し方に変化が現れてくるはずです。

わからないことがあれば、いつでもコメントやメールでお知らせくださいね。

 

See you next time!

 

 

 

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