はじめよう!という声かけのさまざまな表現
to begin / to startを使ったフレーズ
皆さん、なんだか雨続きで憂鬱な思いをされてませんか?
こんな時は、気分転換に新しい本でも読み始めてみようかしらなどと考えたりします。
今日は、そんな新しいことを「始めたい」という思いから、「始める」に関するフレーズをシェアしたいと思います。
to start
もっともシンプルな「始める」を意味するフレーズ。カジュアルな場面で使われることが多く、静の状態から動の活動に移る「動き」に焦点が当たった表現です。
【例1】Let's start the engine.「エンジンをかけよう。」(静→動)
*動きに焦点の当たっていない×beginでは置き換えられない。
【例2】He started smiling.「彼は笑顔になった。」(それまでは笑っていなかったのに、笑いはじめた)
*笑い始めの始点という意味で○beginでも置き換え可能だが、少しフォーマルな印象。
to begin
startと比べ少しフォーマルな表現となります。連続した時間の始点を指します。
【例1】Let's begin the meeting.(これから始まるミーティングの始まり)
*○startでも置き換え可能ですが、ビジネスの場面では一方的に聞こえて少々ぶっきらぼうな印象。もし、startを使いたい場合は、以下のフレーズ集にあるLet's get started.がオススメ。
【例2】The fall semester has begun.「秋学期が始まった」
*少しカジュアルダウンするが、○startでも置き換え可能。
上記以外にもcommenceやlaunchなどもありますが、今回は一般的な「始める」という単語startとbeginに限定しました。
「はじめよう」の掛け声フレーズ
Let's get started.
get + ~ed(過去分詞)で 「〜された状態にする」ということで、ここにstartを使うことで「始められた状態にする」という意味になります。
シンプルに、「さぁ、はじめようか。」と言いたい場面で、とてもよく使われるフレーズです。ぜひ、どんどん使ってくださいね。私もよく使います!
Let's get down to business.
to get down to〜には「〜に本気で取り組む」の意味があり、Let's get down to business.は本題に入ろうという声かけとして「本気で取り組もう」とか「(これから話し合うであろう)事柄に真剣に向き合おう」という印象を込めたい時に使うと良いでしょう。
Let's get straight / right to the point.
to get to the pointで「要点をつく」という意味です。「ポイントにまっすぐ向かおう」=「すぐに要点に入っていこう・単刀直入に行こう」という意味になります。
Why don't we start ...?
why don't we ...?は「(私たちで)〜しませんか」「〜しましょう」という、何かに勧誘する言い回しで、Let's〜に近い使い方ができるフレーズです。Whyから始まるからと言って「なぜ?」と言っていると思わないよう、Why don't weという塊で覚えておきましょうね。
【例】Why don't we start preparing for dinner?「夕食の準備に取りかかりませんか?」
Here we go.
直訳すれば「(私たちは)」ここから行きます。」ですが、「ここからはじめよう!」「さあ、はじめよう!」という掛け声としてよく使われます。
いかがでしたでしょうか。
「はじめよう」にもいろいろありますが、決め台詞としていくつか覚えておくと便利ですよ。
OK. See you soon!
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