香り(匂い)の表現
fragrance, perfume, scent, aroma, smell, odor, stink, reek
Hello, everyone!
「香り」という言葉は心地よい匂いのみを表現する言葉ですが、「匂い」は不快なものも良いものも指します。
英語にもその違いを表す言葉があるので、今日はそれらをシェアします。
ややこしくなるといけないので、今回の語彙はすべて「名詞」の意味に限定しますが、多くの場合、同じスペルで動詞の意味があったり、語尾を変えて形容詞として使用したりすることもあります。
fragrance:花などの芳しい香り、いい香りを指します。
【例文】The fragrance of roses makes me feel so relaxed.
「バラの香りは私を本当にリラックスさせる。」
perfume:フランス語に由来する言葉で、香水、またその香りを指します。
【例文】The subtle scent of perfume remided me of my ex.
「香水のほのかな香りが(前の)彼女を思い起こさせる。」
ex-boyfriend (husband), ex-girlfriend (wife)はexだけで表現することもあります。
scent:いい匂い、いい香りのほか、遺臭、嗅覚、勘、気配なども指します。
そういえば余談ですが、アル・パチーノの映画でありましたね、"Scent of a Woman"。映画のクライマックスにおけるアル・パチーノ粉する盲目の元軍人フランク・スレードのスピーチは一見の価値があります。
【例文】When he read the memo, he detected the scent of deception.
「そのメモを読んで、彼は騙されていることを悟った。」
aroma:料理であったりハーブであったり、特徴的ないい香りを指します。
【例文】The kitchen is filled with the aroma of apple pie just out of the oven.
「キッチンはオーブンから出したばかりのアップルパイの香りで満たされている。」
smell:いい匂いも悪い匂いも、表現できます。(e.g.: good smell, bad smell)
【例文】Freshly brewed coffee smells so good.
「淹れたてのコーヒーが実にいい匂いだ。」
odor:悪臭や臭気を指します。 (e.g.: body odor)
匂いについて幅広く使われることもありますが、主に化学薬品の匂いや体臭のようなものに使われることが多い言葉です。
【例文】This chemical fertilizer has a disctinct and unpleasant odor.
「この化学肥料は、独特で不快な臭いがする。」
stink:(我慢できない)悪臭、臭気を指します。
スペルは同じくして、動詞として使われることが多い言葉です。このほか名詞では口語的に「物議」の意味で使われます。
reek:強烈な悪臭(同じくstenchという言葉もあります)を指します。
【例文】The reek of rotten eggs is killing me.
「腐った卵の匂いには耐えられない。」
いかがでしたでしょうか。
匂いの表現にもいろいろありますね。
ぜひ身近なものを表現してみてください。
See you next time!
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