Be Colorful!

Noriがシェアする楽しいEnglish♫/いつかアソビはホンモノになる!

英語でクレームっていわないの?

claim/complaint

 

今日のトピックは

「クレーム」はclaim???

です。

 

明らかに商品やサービスが粗悪で支払った対価に見合わないものであれば、クレームをいうことは消費者の権利行使として妥当と言えますが、重箱の隅をつつくような些細なことまで頻繁に電話をかけたりメールをしたりとなると、対応する企業側も苦労が絶えませんね。

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さぁ、この「クレーム」。

英語でも"claim"という言葉はありますが、いわゆる日本語で使っている意味とはそもそも違うものです(この発音はクレームではなくクレイムなのでご注意。)

 

この"claim"は名詞としては、「主張」「要求」「請求」「(〜を主張する)権利」を指し、動詞は、「(〜を当然の義務・権利として)主張する」「(補償などを)請求する」という意味です。文句を言うことがこの言葉の主旨ではなく、あくまで権利の主張というところにあります。権利だけではなくて、人やモノが正しいことを主張する場面で使われます。

 

 "claimer"(権利や事実を主張する人)という言葉がないわけではありません。でも、それは訴訟や社会保障の請求などに関するときであり、またその場合も"claimer"とうい言葉はあまり使わないようです。

 

では、私たちが言う「クレーム」は、英語でなんと表現するのでしょうか。

それは、"complain"(動詞で「不平・不満を言う」)、"complaint"(名詞で「不平・不満」)です。

"claim"のように、動詞と名詞が同じ形ではなく語尾が違う点に注意してください。

私たちが日本語で使っている「クレーム」は不平、不満、苦情をいうことであり、英語の"claim"とは全く質の違うものなので、今日以降、使い方に気をつけてくださいね。

 

そんなわけで、しょっ中クレームを言う人を「クレイマーおじさん(おばさん)」などと呼びますが、英語ではMr. Complainer/Mrs. Complainer(Ms./Miss)といいます。文字通り「文句を言う人」ですね。

 

ちなみに、一昔前の「クレイマー・クレイマー」と言う映画は、離婚の危機にある夫婦がお互いの文句を言い合う物語・・・ってわけではなくて(笑)、英語の題名は

"Kramer vs. Kramer"、(claimerとはスペルが違いますね)です。

つまり、離婚訴訟で争うKramer夫婦それぞれの苗字を対抗させているわけですね。もしかすると、夫婦が養育権を争っている(互いに権利を主張する)ところでclaimerをもじったのかしら・・・わかりませんけど(笑)

関係ありませんが、あの映画で「フレンチトースト」を知りました( ˶˙ᵕ˙˶ ) 

さて、明日はフレンチトーストにしようかしら◡̈*.。  

 

 

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