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Noriがシェアする楽しいEnglish♫/いつかアソビはホンモノになる!

trip/journey/travel

trip/journey/travel

「旅行が好きです。」と言いたいとき、どの言葉を使いますか?

今日は、そんな疑問の出そうな用語について確認したいと思います。
 
 
"trip"
これは「旅」を意味するときによく使われる言葉ですね。
ある場所からある場所まで「移動すること」に焦点をおいた単語で、その距離は表していません。ごく近所から世界の果てまでのどんな距離のあらゆる旅に用いられます。
ですから、出張は"business trip"と言いますし、観光旅行であれば"sightseeing trip"("sightseeing tour"とも言いますね。tourはスタート地点から旅や見学の目的地を巡って戻ってくるという周遊の意味合いが強いです。)
また、それらが表すように、行って戻ってくる旅行を指します。
 
【例】
I'm going on a business trip to New York next week.
「来週ニューヨークに出張します。」
 
また、tripを動詞で用いると「転ばせる」とか「躓かせる」「失敗させる」などの意味になります。
 
 
"journey"
目的の場所まで比較的長い「旅」を指します。
"trip"が距離を問わない言葉なのに対し、"journey"は移動のプロセス、また往復路ではなく往路のみに焦点が当てられた言葉になります。"trip"のように往路復路のある旅ではないということですね。多くの場合、その移動にかかる時間が長いものを指します。
定期的に訪れる場所への移動を指すこともあります。
"journey"が陸路なのに対し "voyage"が船旅です。
 
【例】
How was your journey here today?
「今日ここまでの旅路はいかがでしたか?」
* 出張などでオフィスに来てくれたゲストにかけるような言葉です。
 
 
"travel"
目的を問わず、「旅」の移動そのものを表します。
どちらかと言うと他の旅行内容を表す言葉や修飾語を伴って使用され、「旅」そのものを表す名詞として単体で使うことはあまり多くありません。例えば、"world travel"「世界旅行」とか"spade travel"「宇宙旅行」など。動詞では「旅をする」という意味でよく使われます。ここでは、動詞の使用例を挙げますね。
 
【例】
I'd like to travel overseas.
「海外旅行をしたいです。」
* ネットの例文で、単なるタイプミスではない文法的な誤りを発見することた度々ありますが、この例文のoverseasの前にtoを置く例文を見たことがありますが、これは誤りです。この場合overseasは副詞ですから動詞の後ろにおいて「海外に」と言う意味を表します。形容詞としても使えますが、名詞ではないので、絶対にtoはつきませんから、皆さんは間違えないようにしてくださいね。
 
 
いかがでしたか?
言葉って面白いですね。
 
See you next time!
 
 

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