Be Colorful!

Noriがシェアする楽しいEnglish♫/いつかアソビはホンモノになる!

know betterについて

know better

 

皆さん、

nori-becolorful.hatenablog.jp

上記の課題訳につきご協力ありがとうございました。

いいですね、皆さん素晴らしい翻訳力です!

ほとんどの方がLINEとかメールで回答を下さいましたが、恥ずかしがらないでくださいね( ˶˙ᵕ˙˶ )

 

間違えたって問題ないんです。

いや、 むしろ、どんどん間違えて欲しいんです。

 

「間違えてすっ転ぶ」→ なんで転んだんだろう?と疑問に思う → 調べたり、人に聞いたりして「気づく」→ 次は間違えないようにする、つまり「理解する」→ もう一度間違える、でも一度間違っているから自分で思い起こしたり調べたりして「知識の定着」を図ることができる。これが成長につながる訳です ←コレ大事!

ド派手に転んでも私が救い上げますから!ご自身の成長を本当に願っていたら、遠慮なくすっ転んでくださいね٩(๑>◡<๑)۶そしてわからなくなって迷って子羊のようになったら、いつでもご質問くださいな。

私たちは学校で、「間違わないように」そして、集団生活の中でみんなと成長を同じくしているようなフリをするよう刷り込まれてきてしまっています。そのためか、大人になるにつれますます「新たな挑戦」を避けてしまいがち。理解や成長のスピードなんて人それぞれ。本当に会得したいことに向き合っているなら、人と比べたることなんてナンセンスだし、みんなと同じよう振る舞えたとしたって、本当にわかってなければ意味のないことですからね。

だから、どうか本質を見失わないでください。英語の学習に取り組んでいる方々のほぼ全てにおいて学習自体が目的じゃないはずです。よっぽど教師や学者、研究者にでもならない限り。

皆さんがしたいことはなんですか?英語を使って何をしたいですか?例えば「世界に旅行したい」とか「仕事に役立てたい」とか「オンライン英会話でもっとスムーズに先生と話したい」、「旅行行った時に騙されないようにしたい」など本来の目的はさまざまなはずです。その最終目的を気持ちのど真ん中に据えていたら大丈夫!

学習というのはそれぞれペースがあります。誰しもが一つのヒントで同じような理解度を測れることはおそらくないでしょう。時間がかかったっていいんです。でも、楽しんで欲しいんです。

どうしてって?だって、好きだったら続けますよねo͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡╮(。❛ᴗ❛。)╭o͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡

だから、ご自身のペースで楽しんでください。

 

さて、今日の本題。

ほとんどの方が完璧な訳🎉

ただ、一部分おそらく訳しにくいところがあったと思うので、解説しますね。

文法的なところ、捉えにくいと思ったら、今のうちは感覚で捉えておいてください。

 

 If I didn't know any better, I would say that your speaking is out of native level.

 

上記の文において、カンマ以降の主節(言いたいことの根幹部分で省略ができない節の部分)ではなく、ifから始まる従節(主節をサポートする部分で、条件や時を表す接続詞を持つ節)If I didn't know any betterの部分を「なんて言ったらいいかわからないけど」的なニュアンスで訳していた方が多かったのですが、ここで押さえておきたいのはknow betterの役割。know単体だと「知っている」「わかっている」という意味ですが、ここではペアで理解しましょう。

know betterで「分別がある」という意味があるんです。

 

そしてここでもう一つのポイントがあります。(* 節は「主語+動詞」で成り立つ)

Ifを使った際、後ろに続く時制(現在、過去)で言いたいことのニュアンスが変わります。難しいことは置いておいて、まずここではIf+主語+動詞の過去形と、過去形の動詞が使われていますね。

 

立ち返って、現在形というのはどんな時に使ったかというと、「事実」「当面変わらないこと」「習慣」を指す時に使いました。例えば

I go to the gym every morning. 「毎朝ジムに通っています。」(習慣)

The earth goes around the sun. 「地球は太陽の周りを回っています。」(明日になったら火星の周りを回ったりしないですよね。)

現在形は、事実や習慣を表す時に使います。当然、過去形はある過去の時点で起きたことや状態を表す時に使いますね。

 

では、Ifの後に過去形と使う時はどうでしょう。

英語では、事実から遠ざかることを時制をもって表すんですね。つまり、過去形を使うと事実から遠ざかる→可能性が下がる、起きないであろうことなどを伝えることが可能となります。 If+主語+動詞の過去形で仮定法過去といいます。仮定法過去は過去という言葉が使われているけど、仮定しているのはあくまで現在のこと。今こうだったら(今〜が起こったとすると)こうなのに(こうするのに)、などという願望などを表すことができます。

例えば、

If it is fine tomorrow, I'm going on a picnic. 「明日晴れたらピクニックに行きます。」

この場合のifは実現の可能性高いですね。明日晴れる可能性は十分あります。だからif節の中では現在形が使われています。(主節の部分は実行されるタイミングそのままの時制です。)

でもコレが、今日のことであっても可能性が低い場合はどうでしょう。

If it were sunny now, I would go on a picic。 「今晴れてたらピクニックいくのに。」コレはおそらく今雨などが降っていて外出できない(できる可能性が低い)けれど、晴れていたとしたらピクニックに行くのに、という願望が含まれているニュアンスです。(主節の部分はwillではなくwould「〜だっただろうに」と時制を合わせて置き換えられていますね。)* 仮定法ではifの後にbe動詞を使う節が続く場合、そのbe動詞は主語に関わらずwereで表現しますが、ネイティブの口語表現では主語に合わせてwasで表現することもあります。)

仮定法過去なんて呼ばれていますが、まず言葉の意味云々より上のニュアンスを捉えてくださいな。

さて、意味と文法がわかったところで、先ほどの文、いかがでしょう?

そう、

If I didn't know any betterで「私に全く分別(常識)がなかったら」「私が全く事情を知らなかったとしたら」(* not〜anyで全否定でしたね。)

「私がこの事情を知らなかったなら(つまり英語のチェックをしている講師という役割があるからこの添削をしているから事情を把握しているわけで、例えば街角などであなたにあったとしたら)、あなたのスピーキングのレベルはネイティブ並といえます」

といっていることになります。

 

単語だけではなく、フレーズで覚えておくと理解の楽しみも広がりますよ。

 

お疲れ様でした。また課題出しますね♪

 

See you next time!

 

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アガパンサス: agapanthus

 

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